豊澤儀助が大阪玉造にて酒卸業を創業。
酒造業に進出し、灘(神戸市)、伏見(京都市)、奈良、泉南尾崎(大阪府)、里庄(岡山県)で清酒酒造業を始める。
二代目の儀三郎が本社を西城戸町に残し、酒蔵を現在の酒造場のある今市町に移転。
戦時統制経済体制のために、酒造業者の整理統合が進められ、泉南の酒蔵はこの時に廃業。 伏見と灘は奈良の豊澤酒造本店に集約される。
伏見(本家)が豊澤本店として独立。灘豊澤酒造と奈良豊澤酒造が個人企業として独立。 3代目の儀雄は、戦後の極度の食糧不足のなか、配給されるわずかな米で酒造りを行い、酒蔵を守っていた。
戦前に経営していた清酒の卸業を廃止。 10月、個人企業を改組して、奈良豊澤酒造株式会社を設立。
後に4代目となる安男(当時、専務)が杜氏を求めて但馬へ。そこで、但馬杜氏の藤沢忠治と出会い、奈良豊澤酒造に招く。
4代目の安男が代表取締役社長に就任。
平成2年度全国新酒鑑評会で「大吟醸 豊祝」が金賞受賞。 この年より連続5年(平成3年度、4年度、5年度、6年度)、金賞を受賞。
全国新酒鑑評会で「大吟醸 豊祝」が3回目の金賞を受賞したこの年、奈良豊澤酒造を支援してくださる有志の方々のご提案により、受賞酒を一般の愛飲家たちとともに楽しむ会として「豊祝会」を発足。
平成9年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が6回目の金賞受賞。
平成13年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が7回目の金賞受賞。
平成14年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が8回目の金賞受賞。
平成20年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が9回目の金賞受賞。
平成24年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が10回目の金賞受賞。
平成26年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が11回目の金賞受賞。
平成28年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が12回目の金賞受賞。
平成30年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が13回目の金賞受賞。
令和元年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が14回目の金賞受賞。
令和4年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が15回目の金賞受賞。
令和5年度全国新酒鑑評会で、「大吟醸 豊祝」が16回目の金賞受賞。